- コラム
こんにちは。ニオイナシというオモテナシ。
伊藤でSHU。
秋に近づいてきて、それでいて暖かい日もあるということで、寒暖がめまぐるしい昨今ですね。
10月4日には関東では真夏日になったというニュースもありました。
暖かい日もありますが、ベースは秋モードになっています。
体調を崩さないように気を付けてくださいね。
子どもと老人は別にして、大人になるとなかなか病院に行く機会も少なくなるかと思います。
虫歯治療や歯石の掃除に歯科にいったり、アレルギーなどで耳鼻科にいくことは人によってはあるでしょう。
しかし、総合病院にはあまり行くことが減ってきているので普段のスタイルで受診すると、オーデコロンなどを気にする患者さんもいらっしゃいます。
今回は、そんな病院での香りのTPOについてお話しします。
そもそも香りが推奨されない場所とは
病院に限らず、香水などの強い香りが推奨されない場所がありますので、次のようなところへ出かける際は、ご自身の香りに注意が必要です。
・味と香りをたのしむ食事、レストラン
特に、和食・寿司屋では繊細な香りも料理の一つ。香りが強いと味を殺してしまうだけではなく、周りのお客様にまで迷惑をかけてしまいます。
・お通夜・お葬式
厳かな場所であるお通夜やお葬式では、派手な香りは非常識とみなされます。
・試験会場
どのような試験であれ、集中が必要とされる試験会場では香りは禁物です。
病院ではなぜ香りはいけないのか
病院ではなぜ、香りがいけないのでしょうか。
例えば妊婦さんは、ちょっとした匂いに反応してしまうのはイメージがつくかと思います。生ものの臭いや、たばこの臭いなどで妊娠中は気分が悪くなってしまいます。
人は体調が万全でないときには、意外とニオイにたいして反応してしまうものなのです。
内科や、総合病院にはいろいろな年台、性別、そして様々な疾患を持つ方がいらっしゃいます。
どのような香りであれ、ぜんそくやアレルギーの方には大変迷惑なもの。
日本のお医者さんは、結構香りに関して寛容なようですが、海外の病院では香りは注意されることが非常に多いです。
お医者さんによっては、患者のにおいも診断の対象になることが多いからです。
病気特有のにおいというものもあるようですから、強い香りをつけていることで診断の妨げになることもありますから、朝から病院に行くことが決まっているならば、香りの類を身につけることは避けましょう。
たとえ、お見舞いにいくのだとしても、香りはつけないでいくことが望まれます。
ところで、病院には特有のにおいがありますよね。
最近は、病院特有のにおいがしないように気を付けているところも増えてきました。
普通の診察では、あまり感じないことが多いのではないでしょうか。
しかし、手術室となるとどうしても薬品のニオイを避けることは難しいですが、手術室に入る時はそれどころではないでしょうから、仕方のないところ。
しかし、歯科は普段でも診察に行く場所で、身近に(口の中に)診療で使うことも多く、どうしても鼻で呼吸するのでこうしたニオイが嫌で歯医者が嫌いという人も多いです。
主なニオイとしては、歯根の消毒につかうホルムクレゾール、歯型を取るためのレジン(樹脂)、器具の洗浄に使う塩素など。
こうした歯医者嫌いの患者さんのために、うっすらとアロマテラピーを取りいれている病院もちらほらあるようですから、いろいろと検索されてみてはいかがでしょうか。
自分で検索してみると、「歯医者の臭いがなくなっててさみしい」といった声もあったりして、人それぞれですよね。
キャッチシューPRO担当の私としては、ぜひ歯科医の先生にキャッチシューPROを導入して少しでも歯科医特有のにおいを取っていただきたいのですが・・・
トップノート、ミドルノート、ラストノート
香りをつけて、10分くらいまでは揮発が強いので特に匂いが香ります。この時間の香りをトップノートといいます。
10分後くらいから3時間後くらいまでの香りをミドルノートといい、香水のメインの香りがでる時間です。
3時間後から香りがなくなるまでがラストノート。
ラストノートになってから出かける際は、つい改めて香水をつけたくなるかと思いますが、病院にでかける際はぐっと我慢してほのかな香りで行くように心がけましょう。
暮らしのニオイに引き算を。
また会いましょう、ありがとうございました。