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梅雨到来!雨に濡れた靴でいっぱいの玄関のニオイにすぐ効く3箇条

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こんにちは。ニオイナシというオモテナシ。
伊藤でSHU。

ついに関東甲信地方も梅雨入りしたと気象庁が発表しました。

小さなお子さんのいる家庭ですと、水たまりにザブザブ入ってきたびしょびしょのくつで、玄関の三和土から上り口までがびしょびしょになってしまっているんじゃないでしょうか。
そんな玄関は、湿気と靴の臭いでムンムンしています。

家の人だってうんざりですが、来客があったらいい印象は持たれませんよね。

今回は、梅雨の時期の玄関のニオイ対策についてお話します。

玄関はなぜ臭うのか?

玄関の臭いは、ムレムレの靴が原因と思ってませんか?実際、汗を吸って蒸した靴はカビを含む細菌にとっては最適の環境。
当然、汗を分解してニオイのもとをせっせを生産していますから、靴がにおうのは当然なんですね。また、湿気をすった革も独特の臭いを出しますから、あわさってとても不快な臭いになります。

しかし実は、玄関の臭いは靴だけが原因じゃないんです。
玄関マット、下駄箱、三和土(たたき)。この3か所に靴があってもなくても臭いを発生していることが考えられます。

玄関は家の中と外とを結ぶ場所。ドアを開けた時に風とともにほこりや花粉が入ってきます。さらには靴裏に、雨傘のしずくに……と、いろいろなものが玄関にやってきています。
靴裏についている土には、土壌菌といった菌がくっついていたりします。これはいわゆる土の臭いの原因ですね。これに、湿気や温度などが重なってカビ菌が繁殖することになります。
温度、水分、養分(汗、垢)があればカビ・細菌は繁殖してしまいます。

玄関マット、下駄箱、三和土(たたき)。晴れた日にこの3か所を掃除しましょう!

梅雨のニオイ対策3箇条。その1 お掃除しましょう!

玄関マットのお掃除

玄関マットが洗えるものならば、ざぶっと洗いましょう。
素足だったり、蒸れた靴下だったりと接触している玄関マットには雑菌がいっぱい。水虫の人が素足で踏んだとしたら、ほぼ確実に玄関マットに水虫菌が繁殖していますよ。
ですから、できれば玄関マットはこまめに洗ったほうがいいんです。乾きにくいので、天気のいい日に頑張りましょう。
洗うのが難しい場合や、洗っても臭いが取れない場合には、重曹を使います。
玄関マットに重曹をまんべんなく振りかけます。はたいたりして、中の方までなじませます。数時間、できれば一晩おいて掃除器で吸い取ります。毛足のあるマットの場合には、ノズルを使うといいでしょう。水洗いできるマットの場合には、この時に水洗いをします。
これで、玄関マットクリア!

下駄箱の掃除

下駄箱の掃除は、少し面倒かもしれません。

まずは下駄箱内の靴を全部出します。玄関を開けた状態で行えば、靴の湿気も取れて一石二鳥ですね。
扉がついた下駄箱は、カビや雑菌が繁殖する環境です。砂埃などをほうきで吐き出したあと、市販の除菌用アルコールスプレーで除菌します。
しばらく換気をして十分に乾燥させましょう。アルコールが飛んだら、もうほとんど臭いがしないはず。靴を戻して終了です。

玄関の三和土(たたき)・土間

下駄箱内の砂埃を履きだしたこともあり、三和土部分にはそれなりの砂埃がたまっていることだと思います。これをほうきで吐き出します。いきなり水をかけると、手の届きにくいところにたまったりしますから、なるべくほうきなどで吐き出します。
水で流すのも良いですが、集合住宅などでは難しいかもしれません。そんな時には掃除機で吸い取ります。
水をまいた場合には、十分な換気をして乾かしてやる必要があります。汚れがひどくて洗うしかない場合以外は、掃除機で済ませるほうが楽でしょう。
これで玄関の掃除は完了です。

梅雨のニオイ対策3箇条。その2 梅雨からくる水分に対処

玄関回りがきれいになっても、生活している以上、玄関には湿気と汗いっぱいの靴がやってきます。
梅雨の時期は、雨に濡れた靴や、雨傘やカバンからもしずくが垂れて、玄関にはたくさんの水が運ばれてきます。

なので、吸水性の高い玄関マットや、あらかじめタオルや靴用の雑巾などを用意しておいて、帰ったらすぐにふき取るようにしましょう。靴の状態を保つのにもいいです。

最近では靴乾燥機もずいぶん安いものが出ていますからそういったものを使うのも手ですね。据え置き型や、靴用の湿気取りも色々と販売されています。

もし新聞をとっていらっしゃる家庭でしたら、この古新聞を利用して除湿剤をつくりおきをしておくのもおすすめです。
下駄箱の奥の方の邪魔にならないところに置いておいたり、濡れた靴に詰めたりと活用してください。
湿ってきたら、交換してくださいね。新聞紙にカビが生えてしまいます。

梅雨のニオイ対策3箇条。その3 後から後からやってくる濡れた靴にキャッチシューPRO

こまめに掃除をしたり、湿気を取ったりしていても、靴を履いていれば靴の中の湿度は90%近くまで上がります。靴の中は温度も高いため菌は繁殖しています。

そこで、毎日のニオイメンテナンスにキャッチシューPROがお勧めです。
キャッチシューPROは、化学物質不使用ですから、下駄箱の中においておいても、靴などの皮革を傷める恐れがありません。臭いを強力に吸い取り続けて約3か月。今から夏の終わりまで1つ置いておくだけでニオイナシのオモテナシ。

さらに裏ワザが。オンラインストアでは、キャッチシューPROスリムの詰め替え用も販売しています。これをそのまま脱いだ靴の中に入れておきます。不織布のままが気になる方は、通気性の良いコットン製のサシェなどに入れて使うのもおすすめです。
キャッチシューPROは多少の湿気は吸湿できますが、水は厳禁です。不織布内の細かい微粉末が水に溶けて、靴を汚してしまうかもしれません。雨滴が入ってびしょびしょの場合には、水分をふき取ってから入れてください。

お掃除などの日常のケアとキャッチシューPROで玄関のニオイケアを万全にして、梅雨のシーズンを乗り切りましょう!
夏はすぐそこ!

暮らしのニオイに引き算を。
また会いましょう、ありがとうございました。