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冷蔵庫のニオイ、徹底対策

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こんにちは。ニオイナシというオモテナシ。
伊藤でSHU。

「三種の神器」という言葉が昭和30年代にありました。
三種というくらいですから、3つありまして、「(白黒)テレビ、(電気)洗濯機、(電気)冷蔵庫」になります。
いまや、冷蔵庫のない生活なんて考えられないですよね!
今回は、冷蔵庫のニオイについてお話します。

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いろんな部屋のいろんなニオイ(プロローグ)

一概に冷蔵庫といっても、いろんな商品がありますね。
家族の人数が増えるごとに、目安の容量なども変わってきます。
また、冷凍食品がおいしいとか、野菜がおいしいとか、冷凍室、野菜室など機能別に庫内が分けられています。

一人暮らしですと、2ドア(冷凍室と冷蔵室)が多いでしょうか。家族になるとライフスタイルにもよりますが3ドア(冷凍室と冷蔵室と野菜室)以上になってくるかと思います。

 

冷蔵室の場合

冷蔵室は、いろいろな食材が入ります。
料理好きな人にとっては、ただ単に食品や飲み物を保存するだけではなく、下ごしらえした食材をラップやアルミホイルで軽くふたして寝かせることもあるかと思います。
当然いろんなニオイが渦巻くわけですが、下ごしらえのパターンは別にしてどのような原因があるのか考えてみましょう。

たいていの場合、ちゃんとふたをするなどして密閉されていれば臭いは出てこないはず。
ですが、

・瓶の栓がちゃんと閉まっていない(そもそも紙パック飲料は開封後は密閉できないですよね)。
・保存瓶、缶のふちに中身が漏れたまま栓をしてしまっている。
・キムチや漬物など、買ってきたままの容器でちゃんと密閉できない。
・スーパーにおいてあるロールのポリ袋に食品を小分け保存している。(あの薄いポリ袋はほとんど空気を通します。つまり臭いも通します)
・次のゴミの日に捨てようと思いつつ、ずいぶん経ってしまったカビの生えたものがある……

などの理由により、冷蔵室内に臭いが漏れ出てきます。

漏れたにおいは、室内の壁やほかの食品にうつったりします。臭いが移る前に、脱臭するのがベストなのですが、移ってしまった臭いや汚れ(黒カビなど)はきれいに掃除しましょう。

冷蔵庫の掃除には「重曹」「酢(またはレモン汁)」「アルコール(エタノール)」を使い分けます。
重曹は、水100mLに対して小さじ1杯の重曹を加えた重曹水というものを作って使います。冷蔵室内の主な汚れ・黒カビ・油汚れはこれで落とします。
酢またはレモン水は弱酸性で、腐敗によるアルカリ性の汚れ、ニオイに効きます。
アルコールは、キッチン用アルコールスプレーというものが市販されています。アルコールは、揮発性が良く消毒能力も高いので冷蔵室内の除菌に最適です。

 

野菜室の場合

冷蔵庫の中で、実はちょっと特異なのが野菜室です。

・冷蔵室に比べてちょっと温かい設定温度。
・土がついていたりするまま入れてしまったりする(人によりますが)。
・温度とは別に、野菜やくだもの自身がエチレンガスというガスを放出する(これによって熟しておいしくなったり、傷んだりします)。

もやしやナスなどは、意外と痛むのがはやいのでほかの野菜に隠れていたり、ちょっと残ったのをあとで使おうとして入れてそのまま忘れてしまったり。気づくと嫌な感じの汁がでていたりします。
キャベツなどの葉物も半分に切ったり、1/4に切ったものをラップでくるんで野菜室に入れたりしますがその時に細かい破片(野菜くず)が庫内に散らばっていたりします。
こうしたものが腐敗してニオイを出します。

また、土が少しついたまま入れてしまうこともあるかもしれませんが、その土の中にカビや菌が含まれていないとは限りません。土付きではいれずにきれいに洗ったあと十分に乾かしてから野菜室に入れるようにしましょう。

野菜室の野菜は、少しぐらいなら常温においておいても問題ないので、気が付いたら野菜を取り出して一度ふきんで野菜くずをふき取ります。
野菜室の場合は、あまりべっとりとした汚れがつくこともないですし、油汚れもあまりないでしょうからアルコールをスプレーして掃除するのが良いでしょう。

 

冷凍室の場合

最近は冷凍室も、いわゆるアイスクリームなどを入れておく冷凍室と肉や魚などを美味しく解凍できるハイテクの冷凍庫と分かれているものも多いです。
お弁当のおかずように売っている冷凍食品などは、ちょっとづつ使ったあと密閉しないで入れておくことも多いのではないでしょうか。
冷凍庫を開けるたびに、冷凍食品の袋を開けるたびに、少しずつ空気に触れてその空気が冷凍室内を巡ってほかの食品や氷などに臭いが移ります。
これが、冷凍室の臭いの原因ですね。

冷蔵室でもそうですが、各々の食品をていねいに密閉することが臭いを出さない秘訣です。
ちょっとづつ使うような冷凍食品は、一度開封したら密閉できるチャック袋に入れて保存します。チャック付きの保存袋も冷凍庫用というものが売っていたりしますのでそういうものを利用しましょう。

冷凍室の掃除ですが、引き出しタイプですと電気を入れたまま冷凍室容器が取り出せる(抜ける)ものがほとんど。中身は溶けてしまいますが容器を丸洗いすることは可能です。
丸洗いしない場合には、重曹水などで水拭きしても汚れたまま凍ってしまうことにもなりますのでお勧めできません。
扉式の場合には、中身を全部出して電源を抜いて掃除するしかありません。この場合も濡れたまま電源を入れてしまうとその水が凍ってしまいますので十分に乾拭きをしてあげる必要があります。

 

いろんな部屋のいろんなニオイ(エピローグ)

見てきたように、冷蔵庫は機能別にいろんな部屋があってニオイも様々です。
腐ったものを冷蔵庫に入れておくのはもってのほかですが、定期的なケア、集中的なケアは日常の中でなかなか時間が作れるものではありませんよね。
特に冷凍庫の掃除は、いろいろと面倒が多いので脱臭剤を利用しましょう!

というわけで、キャッチシューPRO。

基本的に冷蔵庫内は白がベースですから、キャッチシューPROは本当に違和感がありません。

大きい冷蔵室内はキャッチシューPROを。それほど大きくない冷蔵室や、それほど臭いがきついわけではない場合には、キャッチシューPROスリムがお勧めです。
もともとコンパクトなキャッチシューPROですが、スリムは1/3の薄さ(厚さ2.5㎝)ですから、扉のうらの卵のポケットやドリンク剤のポケットなどの隙間にもぴったり入ります。

安全な天然成分で作られているので、冷蔵庫でも冷凍庫でも、野菜室でも安心してご利用いただけます。
冷蔵庫内は、食品を入れたまま掃除をするのは大変なので、臭いがあちこちに飛ぶ前に吸着脱臭させてしまうのが一番。
キャッチシューPROを是非お試しください。

今回は、ニオイの説明に自分の失敗談をずいぶん盛り込んでしまいました……

暮らしのニオイに引き算を。
また会いましょう、ありがとうございました。